『随想 認知療法: その先にあるもの』
『随想 認知療法: その先にあるもの』 Beyond Cognitive Therapy
『随想 認知療法: その先にあるもの』は,日本認知療法・認知行動療法学会の地方会として2018年以来活動している近畿認知療法・認知行動療法学会における講演をもとに執筆しました。第1回近畿認知療法・認知行動療法学会 (2018年9月1日; 京都府京都市) に始まる,近畿2府4県を順次訪れる試みは,新型コロナウイルス感染症の影響を被りながらも,2025年3月22日の滋賀県大津市での第6回近畿認知療法・認知行動療法学会で一巡しました。
この間,2021年11月1日には認知療法の創始者Aaron T. Beck, M.D.が100歳を越える長寿を全うされました。
第3回近畿認知療法・認知行動療法学会(2022年3月13日; 兵庫県神戸市)はハイブリッド開催となり,著者はWeb上で参加し,特別プログラム「アーロン・T・ベック先生を偲ぶ」を配信しました。
『随想 認知療法: その先にあるもの』は,現地(第1回,第6回)で,あるいはオンライン(第3回)で供覧したスライドとともに,当日の音声ファイルによって構成してあります。文字を主体とした通例の表現形式とは異なりますが,ある種の臨場感を味わっていただけるのではないかと期待しています。
2025年07月
認知療法研究所(兵庫県西宮市)にて
井上 和臣