光トポグラフィー検査

光トポグラフィー検査とは

光トポグラフィー検査は、身体に害のない近赤外光を使用して、前頭葉の血流量の変化パターンを可視化する検査です。
血流量のパターンは、健常、うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症で異なり、それぞれ典型パターンがあります。ただし、検査結果は単独で用いるものではなく、あくまでも診断補助として利用します。 

光トポグラフィー検査のご案内

  • 検査対象者
    ・現在、うつ症状がある(うつ状態である)方
    ・うつ病、双極性障害(躁うつ病)、統合失調症の診断が疑われる方
  • 診療場所
    ・有馬病院 心療内科リワーク病棟「六甲」 1階検査室
  • 検査実施日【完全予約制】
    第1・2・3・5週・・・木曜日【午前】金曜日【午後】
    第4週・・・・・・・・木曜日【午前】土曜日【午前】
  • 検査費用
    10,800円(保険適応外・消費税込)※検査入院となりますので検査費用は無料

光トポグラフィー検査の流れ 〈検査時間およそ10分〉

「光トポグラフィー装置」を頭部に装着します。すると頭部の血流の状態を知ることが可能となります。
課題が始まり、簡単な質問が出るので、それに適宜答えます。
答えを考えている時と、答えている時に大脳の血液量がどのように、どれくらいまで増加してくるのかを波形でチェックします。
  • 髪に整髪料などの使用はご遠慮下さい。
  • 髪の長い方は後ろにひとつに結んで下さい。
  • 女性の方は額にキャップをかぶるので、薄めの化粧でお願いします。
  • 検査後、キャップの跡が少し残りますがすぐに消えます。