Web版『認知療法の30年』

2021年11月1日の早朝,Dr. Aaron T. Beck はアメリカ・ペンシルベニア州のご自宅で穏やかに100歳の長寿を全うされました。

衷心よりご冥福をお祈り申し上げます。

論文集『認知療法の30年』の寄贈にあたって

論文集『認知療法の30年』第20回日本認知療法・認知行動療法学会(JACT2020)の成功を記念して京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学(精神医学教室)・叡修会に寄贈するものです。
2020年11月,京都府立京都学・歴彩館と教養教育共同化施設「稲盛記念会館」を会場として開催が予定されていたJACT2020は,世界規模の新型コロナウイルス感染症の拡大という未曾有の事態のために,オンライン開催という初めての方法を選択することとなりました。
会長を務められたお二人,須賀英道龍谷大学短期大学部教授と富永敏行京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学准教授のご英断で,かつてないほど多くの参加者を得ることができました。
1988年春ペンシルベニア大学精神医学教室認知療法センターに留学させていただき,翌1989年(いわゆる「認知療法元年」)には同センターからArthur Freeman, Ed.D.が来日されたことが思い出されます。Artは昨年夏アメリカで猛威をふるうCOVID-19からの回復途次に亡くなられました。彼の草稿から訳出された『認知療法入門』(1989年,星和書店)には,彼に促され執筆した「日本での臨床応用とその予想される問題点」が含まれています。同書は寄贈図書の一部としてすでに教室の書架に並べていただいています。
爾来30年,日本認知療法研究会(1998年)から日本認知療法学会(2001年,現:日本認知療法・認知行動療法学会)へと歴史を刻んだ学会は,JACT2020として発祥の地,京都に回帰したことになります。
教室と叡修会の諸兄姉への感謝をこめて,多様な精神医学的問題に対する認知療法・認知行動療法について概説した総説論文と,共に執筆する機会を得た原著論文等をまとめ,ここに『認知療法の30年』と題した論文集を寄贈させていただく次第です。

2021年立春 認知療法研究所(西宮市)から

医療法人内海慈仁会 内海メンタルクリニック 名誉院長
認知療法研究所 代表

井上和臣

Web版『認知療法の30年』の公開にあたって:ご留意いただきたいこと

以下の論文等の電子ファイル化とホームページ上での無料公開を行うにあたっては,それぞれの学会・出版社等の転載許諾を得ています。

Web版『認知療法の30年』のすべてのコンテンツに関し,コピー&ペーストなどによる無断引用・転載,インターネット上の公開はお控えください。

Web版『認知療法の30年』と『認知療法・西から東へ』

以下の論文等に『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年と付記されている場合,当該の論文等が2004年に星和書店から刊行された同書に転載されていることを示しています。

Web版『認知療法の30年』:第1分冊 論文目録

単著

01. 認知療法センター便り. 臨床精神医学 18(2): 285-288, 1989.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

02. アルコール依存症の認知療法. 精神科治療学 4(1): 43-51, 1989.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

03. うつ病の認知療法. 精神神経学雑誌 91(9): 647-654, 1989.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

04. Cognitive therapy in Japan. the Behavior Therapist 13(6): 130-131, 1990.〔非公開〕

05. うつ病の認知療法. 作業療法ジャーナル 24(2): 121, 1990.〔非公開〕

06. ジョブ・ストレスとタイプA行動パターン: ストレス・マネジメントの実際: 認知療法の立場から. こころの臨床ア・ラ・カルト 9(1): 41-45, 1990.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

07. 恐慌性障害の認知行動療法. 臨床精神医学 20(7): 939-946, 1991.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

08. うつ病をめぐる最近の話題: 認知療法の進歩. 医学のあゆみ 160(10): 768-771, 1992.〔非公開〕

09. 不定愁訴への積極的な対応: 治療のポイント―プライマリケアで行いたい精神療法: 認知療法. 臨床と薬物治療 13(10): 1117-1120, 1994.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

10. 精神療法―最近の進歩: 認知療法. 最新精神医学 2(6): 551-557, 1997.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

11. 精神療法: 各治療技法の概説: 認知行動療法. 精神科治療学 13(増刊号 精神科治療技法ガイドライン): 129-133, 1998.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

12. 心身症の治療: 認知療法. 心療内科 2(3): 234-239, 1998.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

13. 認知行動療法の最近の病態に対する適応. 臨床精神医学 27(8): 989-994, 1998.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

14. 新しい精神療法的アプローチ―認知行動療法を中心に―. 精神神経学雑誌 100(12): 1086-1091, 1998.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

15. 不安障害―外来治療の進め方―症例2へのアプローチ: 認知療法による初期治療. こころの臨床 à·la·carte 18(4): 483-486, 1999.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

16. 精神療法の今日的課題を考える―短期で戦略的であることとは?―認知療法をする. こころの臨床 à·la·carte 20(1): 35-38, 2001.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

17. 身体疾患に伴う「抑うつ」: うつ病の認知療法. 今月の治療 9(10): 43-48, 2001.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

18. 対人恐怖の臨床: 対人恐怖と認知行動療法. 日本森田療法学会雑誌 12(1): 44-46, 2001.〔日本森田療法学会より許諾を得て転載〕

19. うつ病治療の最前線: うつ病の精神療法: うつ病の認知療法. こころの科学 97: 63-66, 2001.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

20. 行動療法: パニック障害と認知療法. こころの科学 99: 20-25, 2001.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

21. 奏効機序としての「知ること」: 認知療法における「知ること」の特性. 精神療法 28(1): 17-22, 2002.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

22. うつ病治療 up-to-date: 治療: うつ病の認知療法. Pharma Medica 20(3): 41-45, 2002.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

23. 薬物療法と心理社会的療法の統合: 不安障害の治療における薬物療法と心理社会的療法. 脳と精神の医学 13(2): 117-123, 2002.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

24. 認知行動療法の適応拡大と技法の修正. 臨床精神医学 32(10): 1179-1184, 2003.扉ページのみ公開

25. 産業精神保健で役立つ認知的アプローチ: 認知療法の実践方法. 産業精神保健 11(4): 379-381, 2003.〔一般社団法人日本産業精神保健学会より許諾を得て転載〕

26. アルコール依存症の認知療法. 日本アルコール精神医学雑誌 10(2): 35-39, 2003.〔日本アルコール・アディクション医学会より許諾を得て転載〕

27. なぜ自殺は生じるのか―うつ病における認知の問題―. こころの臨床 à·la·carte 23(1): 31-34, 2004.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

28. 透析患者のセルフケアと認知療法. 臨牀透析 20(4): 487-490, 2004.〔株式会社日本メディカルセンターより許諾を得て転載〕

29. 認知療法. 現代のエスプリ別冊 エビデンス・ベースト・カウンセリング (内山喜久雄・坂野雄二 編), 209-218, 2004.〔株式会社至文堂・株式会社ぎょうせいより許諾を得て転載〕

30. 認知行動療法の実際: パーソナリティ障害. こころの科学 121: 98-101, 2005.〔株式会社日本評論社より許諾を得て転載〕

31. 認知療法の臨床. 精神神経学雑誌 107(10): 1110-1115, 2005.〔非公開〕

32. 社会不安障害への認知行動療法. 精神神経学雑誌 108(7): 760-765, 2006.〔非公開〕

33. 社会不安障害の治療―薬物療法と認知療法のインターフェイス: 社会不安障害の治療―認知療法の立場から―. 臨床精神薬理 9(10): 2149-2152, 2006.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

34. 認知行動療法の基礎と臨床. 内観研究 12(1): 3-8, 2006.〔日本内観学会より許諾を得て転載〕

35. うつ病のこころ―認知療法の視点から. こころのりんしょう à·la·carte 26(1): 103-108, 2007.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

36. 認知療法の新たな潮流. 日本森田療法学会雑誌 18(1): 39-43, 2007.〔日本森田療法学会より許諾を得て転載〕

37. うつ病に対する認知療法: 急性期から維持期まで. 作業療法ジャーナル 42(2): 111-115, 2008.〔非公開〕

38. 日本認知療法学会: 経緯と将来展望. 認知療法研究 1: 10-15, 2008.〔日本認知療法・認知行動療法学会より許諾を得て転載〕

39. 外来でできる心理療法的アプローチ―認知(行動)療法的, 対人関係療法的アプローチ. Mebio 27(4): 61-66, 2010.〔株式会社メジカルビュー社より許諾を得て転載:元原稿ファイル

40. 最近のうつ病の病型と治療: 難治性うつ病に対する認知行動療法. 精神神経学雑誌 112(11): 1097-1104, 2010.〔公益社団法人日本精神神経学会より許諾を得て転載〕〔精神神経学雑誌オンラインジャーナル

41. 認知行動療法と伝統的精神療法の共存と住み分け―認知行動療法を行う上でまず何を検討すべきか. 精神科治療学 26(3): 277-282, 2011.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

42. 対人恐怖・社交恐怖の臨床 1: 認知行動療法からみた病態と介入のポイント. 精神療法 37(3): 293-300, 2011.〔株式会社金剛出版より許諾を得て転載〕

43. マインドフルネス/アクセプタンス認知行動療法と森田療法: マインドフルネスに基づく認知療法(MBCT)の利点とは何か. 精神医学 54(4): 362-364, 2012.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp

44. 思考が行動に及ぼす影響と認知行動療法. 分子精神医学 12(3): 220-221, 2012.〔株式会社先端医学社より許諾を得て転載〕

45. 児童青年期にみられる精神的問題に対する認知療法. 児童青年精神医学とその近接領域 53(3): 265-270, 2012.〔非公開〕

46. 双極性うつ病の診断と治療: 双極性うつ病の精神療法. 精神科 22(1): 74-79, 2013.〔有限会社科学評論社より許諾を得て転載〕

47. SST 最近の進歩と広がり: 気分障害のリワークと再発防止を目指すSST. 精神医学 55(3): 253-258, 2013.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp

48. 職場のうつ: 「職場のうつ」の治療と対応: 認知行動療法. こころの科学 169: 42-46, 2013.〔株式会社日本評論社より許諾を得て転載〕

49. 精神療法の統合―触媒としての認知療法. 日本森田療法学会雑誌 25(1): 13-16, 2014.〔日本森田療法学会より許諾を得て転載〕

50. 治療のゆきづまり……ゆきづまった際の精神療法の工夫: 認知行動療法の経験から. こころの科学 178: 32-35, 2014.〔株式会社日本評論社より許諾を得て転載〕

51. 復職デイケアと認知行動療法. 産業ストレス研究 23(4): 247-251, 2016.〔非公開〕

52. 認知行動療法をはじめとする精神療法の使い分け―症例から考える―認知行動療法の歴史的展望. 精神科治療学 32(7): 863-868, 2017.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

53. 認知行動療法のひろがりとその技法: パーソナリティ障害. 最新精神医学 23(2): 89-96, 2018.〔株式会社世論時報社より許諾を得て転載〕

54. 不安障害: 認知療法のケースフォーミュレーション. 精神療法 増刊6: 142-151, 2019.〔株式会社金剛出版より許諾を得て転載〕

55. 変わりゆくうつ病―診断と治療の現在―認知療法の現在. 精神科治療学 34(1): 75-80, 2019.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

 

Web版『認知療法の30年』:第2分冊 論文目録

共著

01. Arthur Freeman, 井上和臣: うつ病の認知療法: 症例. 精神科治療学 4(1): 19-31, 1989. 〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

02. 樋川 毅, 多賀千明, 井上和臣, 山下達久, 中嶋照夫: 職場復帰に認知療法が奏効した反復性うつ病の一症例. 精神科治療学 11(5): 479-485, 1996.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

03. 大前玲子, 井上和臣: 対人不適応の青年期女性に対する認知療法の一例―認知プロフィールの活用とその意義―. 精神療法 23(6): 43-50, 1997.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

04. 多賀千明, 井上和臣: 認知療法が有効であった阪神淡路大震災によるPTSDの1例. 精神医学 40(10): 1069-1075, 1998.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

05. 井上和臣, 柏木信秀: 薬物療法とその他の治療法の併用: 薬物療法と認知療法の併用. 臨床精神薬理 2(10): 1075-1082, 1999.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

06. Inoue K, Kawabata S: Cognitive therapy for a major depressive episode in residual schizophrenia. Psychiatry and Clinical Neurosciences 53(5): 563-567, 1999.〔非公開〕

07. 井上和臣, 久保田耕平: うつ病の再発・再燃防止―認知療法はどれだけ有効か―. 精神科治療学 15(1): 13-20, 2000.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

08. 柏木信秀, 高橋 徹, 井上和臣: うつ病治療における認知療法,薬物療法,併用療法の効果比較: 医療判断学的研究. 精神医学 42(3): 281-289, 2000.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

09. 井上和臣, 渡辺元嗣: 対人恐怖/社会恐怖と認知行動療法. 臨床精神医学 29(9): 1099-1104, 2000.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

10. 渡辺元嗣, 高橋 徹, 井上和臣: ひきこもりの青年に対する認知療法. 臨床精神医学 29(9): 1165-1171, 2000.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

11. 井上和臣, 高林 学: 今日の精神科治療2000: 認知療法. 臨床精神医学 29(増刊号) : 231-234, 2000.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

12. 前林佳朗, 井上和臣: コモンディジーズとしてのうつ病: 認知療法が有効だったうつ病. JIM 11(9): 828-830, 2001.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp

13. 杉浦 琢, 高橋 徹, 鷲塚伸介, 小澤 浩, 多賀千明, 井上和臣, 大野 裕, 吉松和哉: 強迫性障害に対する認知療法の適用: 薬物療法との併用症例を通して. 精神医学 43(9): 963-970, 2001.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

14. 谷 直介, 土定美紀, 仁木雅子, 井上和臣, 笠井秀夫, 杉本園子, 岡 正悟, 神山良子, 福居顯二: 認知療法的技法の併用により断酒の維持継続が可能となった女性アルコール依存症の一例. 京都医学会雑誌 48(2): 33-37, 2001.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

15. 西藤直哉, 井上和臣: 精神療法からのアプローチ: 精神分裂病の認知療法. Schizophrenia Frontier 3(2): 91-96, 2002.〔非公開〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

16. 吉田卓史, 太田 純, 濱元泰子, 多賀千明, 井上和臣, 福居顯二: 強迫性障害患者に対する四段階方式の認知行動療法(Schwartz)―症例を通して―. 臨床精神医学 31(7): 851-858, 2002. 〔非公開〕

17. 多賀千明, 井上和臣: 認知行動療法を施行した30年間未治療の抜毛症の1例. こころの臨床 à·la·carte 22 (増刊号) 4 (ほんとうに困った症例集 心療内科編) : 2-4, 2003.〔非公開〕

18. 井上和臣, 鍵本伸明: 社会不安障害と認知行動療法. 精神科 4(4): 236-241, 2004.〔有限会社科学評論社より許諾を得て転載〕

19. 井上和臣, 土田英人: うつ病の最新治療: 認知療法. CLINICAL NEUROSCIENCE (月刊 臨床神経科学) 22(2): 210-211, 2004.〔非公開〕

20. 土田英人, 井上和臣: 精神障害への対応の基礎知識: 精神症状の治療法とケア: 認知療法. 日本医師会雑誌特別号 (生涯教育シリーズ 64 精神障害の臨床) 131(12): S78-S79, 2004.〔非公開〕

21. 井上和臣, 井上幸紀: 産業精神保健領域での認知療法. 精神療法 30(5): 503-510, 2004.〔非公開〕

22. 土田英人, 井上和臣: 全般性不安障害の精神療法・行動療法. 精神科 5(6): 439-443, 2004.〔有限会社科学評論社より許諾を得て転載〕

23. 多賀千明, 井上和臣: 総合病院精神科における認知行動療法―その概観と他科から紹介の1症例を通して―. 総合病院精神医学 17(1): 12-19, 2005.〔非公開〕

24. 吉田卓史, 井上和臣: 神経症圏障害のすべて: 神経症圏障害の認知療法の原則. 臨床精神医学 35(6): 733-738, 2006.扉ページのみ公開

25. 高橋 徹, 鷲塚伸介, 戸田 真, 高橋美保, 井上和臣, 天野直二: 認知療法における自己像の変化―認知療法施行期間中に軽躁状態を呈した症例を通して―. 精神療法 32(6): 709-717, 2006.〔非公開〕

26. 吉田卓史, 井上和臣: 認知療法. 臨床精神医学 35(増刊号): 448-455, 2006.〔非公開〕

27. 土田英人, 井上和臣: アルコール依存症の認知行動療法. 日本アルコール・薬物医学会雑誌 41(6): 497-503, 2006.〔日本アルコール・アディクション医学会より許諾を得て転載〕

28. 福居顯二, 土田英人, 西藤直哉, 前林佳朗, 井上和臣: 日本における認知療法の拡がり. 認知療法研究 1: 26-32, 2008.〔日本認知療法・認知行動療法学会より許諾を得て転載〕

29. 吉田卓史, 井上和臣: うつ病診療最前線―プライマリ・ケアにおけるゲートキーパーとしての役割とは?―認知行動療法. 治療 91(8): 2068-2072, 2009.〔非公開〕

30. 小畔美弥子, 立花久大, 原井宏明, 井上和臣: パーキンソン病に伴ううつに対する認知行動療法. 日本医事新報 4468: 59-64, 2009.〔非公開〕

31. 井上和臣, 小谷友里, 中澤千恵, 日野陽子, 石川久美, 竹本千彰: 認知療法・認知行動療法の拡がり―外来治療から入院治療と復職デイ・ケアへ―. 日本精神科病院協会雑誌 31(12): 6-11, 2012. (英語版:Dissemination of cognitive-behavioral therapy―From outpatient to inpatient and day care settings―. Journal of Japan Psychiatric Hospitals Association 31: 63-67, 2012.)〔非公開〕

32. 生地 新, 井上和臣: 認知行動療法をめぐる対話: これからの精神療法について語り合う往復書簡 精神分析との対話 I―生活史・感情・可視化・不履行―. 精神療法 39(4): 492-500, 2013.〔株式会社金剛出版より許諾を得て転載〕

33. 東 斉彰, 遊佐安一郎, 井上和臣, 坂野雄二, 熊野宏昭, 大野 裕: 関係性から見た認知療法・認知行動療法: 認知療法における治療関係―サイエンスかアートか―. 認知療法研究 8(2): 181-184, 2015.〔日本認知療法・認知行動療法学会より許諾を得て転載〕第14回日本認知療法学会(大阪)における発表(音声)〕〔第14回日本認知療法学会(大阪)における発表(スライド)

34. 竹本千彰, 左雲寛之, 川嶋祥樹, 三田達雄, 内海浩彦, 矢部 都, 中澤千恵, 石川久美, 小谷友里, 井上和臣: リワークデイケアと入院リワークプログラムの連携が奏効した事例. 認知療法研究 8(2): 228-229, 2015.〔非公開〕

35. 井上和臣, 竹本千彰, 桐山知彦: 認知療法・認知行動療法の広がり: デイケアへの認知行動療法の応用. 精神科治療学 31(2): 171-175, 2016.〔株式会社星和書店より許諾を得て転載〕

36. 井上和臣, 原田誠一, 中村 敬, 生地 新, 東 斉彰: 認知療法と他の精神療法の接点: Japan Psychotherapy Week 2015 を開催して. 認知療法研究 9(2): 120-121, 2016.〔日本認知療法・認知行動療法学会より許諾を得て転載〕第15回日本認知療法学会(東京)における発表(音声)〕〔第15回日本認知療法学会(東京)における発表(スライド)

37. 井上和臣, 竹本千彰, 富永敏行: ワークショップ: 集団認知行動療法. 外来精神医療 18(1): 100-102, 2018.〔非公開〕第17回日本外来精神医療学会 ワークショップ 集団認知行動療法(京都)における発表(スライド)

38. 藤澤大介, 井上和臣, 加藤典子, 武藤 崇, 佐渡充洋, 浅野憲一: 新世代認知行動療法から見える新しい展望―ベックの認知療法に何を足すか―指定討論: 行動療法から認知療法, そして新世代の認知行動療法群へ. 認知療法研究 12(2): 77-78, 2019.〔日本認知療法・認知行動療法学会より許諾を得て転載〕第18回日本認知療法・認知行動療法学会(岡山)における発表(スライド)

 

講演録

01. 人文学部学術講演会「認知行動療法について」. 神戸学院大学人文学会『人間文化』 29: 1-15, 2011.〔神戸学院大学人文学会より許諾を得て転載〕

02. 兵庫県精神科病院協会 第29回精神医療研修会「うつ病の認知療法〜職場復帰との関連で〜」. 兵庫県精神科病院協会会報 33: 3-21, 2013.〔非公開〕第29回精神医療研修会(神戸)における発表(スライド)

03. 兵庫県医師会 産業医研修会 「うつ病の職場復帰と認知療法」. 兵庫県医師会医学雑誌 55(2): 1-3, 2013.〔一般社団法人兵庫県医師会より許諾を得て転載〕

04. 東京精神神経科診療所協会 例会講演集 2016年9月10日例会「認知療法〜外来個人療法からリワークデイ・ケアまで〜」. 東京こころのクリニック 18: 111-122, 2018.〔非公開〕2016年9月10日例会(東京)における発表(音声)〕〔2016年9月10日例会(東京)における発表(スライド)

 

JACT(日本認知療法学会/日本認知療法・認知行動療法学会)

01. 精神医学関連学会: 歴史と最近の動向. 日本認知療法研究会. 最新精神医学 5(5): 499-505, 2000.〔非公開〕第1回日本認知療法研究会(京都)における発表(映像)第1回日本認知療法研究会(京都)における発表(音声)

02. 話題. 日本認知療法学会の発足. 心療内科 6(3): 195-201, 2002.〔有限会社科学評論社より許諾を得て転載〕『認知療法・西から東へ』 星和書店. 2004年

03. 学会印象記. 世界行動療法認知療法会議 (WCBCT2004). 臨床精神医学 33(11): 1509-1510, 2004.〔非公開〕世界行動療法認知療法会議(写真)

04. 話題. 日本認知療法学会と日本行動療法学会の同時開催に向けて. 心療内科 12(4): 299-302, 2008.〔非公開〕

05. 精神医学関連学会の最近の活動.
日本認知療法学会. 精神医学 51(7): 704, 2009.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法学会. 精神医学 52(7): 706, 2010.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法学会. 精神医学 53(7): 707, 2011.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法学会. 精神医学 54(7): 745, 2012.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法学会. 精神医学 55(7): 693, 2013.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法学会. 精神医学 56(5): 457-458, 2014.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法学会. 精神医学 57(6): 475, 2015.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp
日本認知療法・認知行動療法学会. 精神医学 58(6): 539, 2016.〔非公開〕〔医書ジェーピー株式会社/isho.jp


06. 認知療法News.〔認知療法News〕〔日本認知療法・認知行動療法学会/会員専用ページ/認知療法News Archives〕
再刊第1号   認知モデルへの導入 1997.〔扉ページのみ公開
第71号       しんがりであること:事務局長退任に当たって 2017.《元原稿ファイル

 

寄贈図書目録

寄贈図書は京都府立医科大学大学院医学研究科精神機能病態学(精神医学教室)の書架に並べていただいています。

なお,その後に公刊された訳書も寄贈図書に加えさせていただきました。